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ピロリ菌について

 

 胃の中に忍んでいるピロリ菌により胃十二指腸潰瘍・胃癌・胃マルトリンパ腫が引き起こされる事が証明され、近年はピロリ菌除菌療法が保険適応となりました。特に胃癌の抑制効果は若いかたほど高いとされています。

 

 ピロリ菌感染の証明には胃カメラ検査が必要ですが、せっかく受ける胃カメラ検査なのでピロリ菌感染の見逃しがないようにしたいですよね。ピロリ菌感染による萎縮性胃炎の所見ははっきりしているので、胃カメラ検査で感染が疑わしい場合はその後に血中抗体の測定や呼気テスト、便中抗原などを組み合わせて診断します

 

 感染診断後に除菌治療を行います。3種類の内服薬を1週間服用し、1〜2ヶ月後に呼気テストで除菌判定をします。除菌判定に胃カメラ検査は不要です。副作用は一般に低く、2〜3割の方に一過性の下痢が見られるくらいですが、稀にペニシリンアレルギーの方に全身のアレルギー症状が見られる事がありますが、十分に注意点を説明して治療を行うため問題となる事は滅多にありません。

 

 1回目の除菌(1次除菌)で成功する割合は、近年抗生剤への耐性化のため70%ほどに低下しています。最近登場した新薬の胃薬(タケキャブ®)を用いた1次除菌の成功率が90%と非常に良好なデータであり、現在こちらを第一選択としています。それでも1次除菌に失敗された場合は、2次除菌を保険内で受けていただきます。2次除菌の成功率は90%であるため、この2次除菌までを含めた一連の除菌成功率は99%となります。

 

 呼気テストは①食後4時間あけて ②胃カメラ検査1時間以降に検査できます。試薬を内服して呼気を採取するだけの非常に簡便な検査です。午前の胃カメラ検査後に引き続き行う事で午前中にピロリ菌診断と除菌治療の処方が可能です。